悪夢ちゃん第1話あらすじ完全版

悪夢ちゃん

[第1話]

10/13放送

武戸井彩未（北川景子）は明恵小学校に勤める小学校教諭。5年2組の担任を務めている。先生から「彩未先生!」と親しみを込めて呼ばれる彩未だったが、じつは他人には決して心を開かない人間で、生徒に愛情のかけらも持っていない“腹黒い”人物だった。

ある日、“不登校で転校を繰り返している生徒が転校してくる”ということで甘澤校長（キムラ緑子）に校長室に呼ばれる。校長室には、校長と共に、転校生・古藤結衣子（木村真那月）と祖父・万之介（小日向文世）が既に待っていた。

彩未はいつものように笑顔で挨拶すると、「明日楽しみに待ってますね」と告げる。しかし、結衣子は彩未と2人きりになると、「先生！おばあさんを助けて！」と突然妙な助けを求められてしまう。おばあさんが火に包まれて死んでしまう夢を見たといい、彩未に助けてほしいというのだ。

そんななかネットに「彩未は異常なサイコパスだ」という中傷的な書き込みがされる。内容から5年2組の生徒の誰かだと推測できた。彩未はそれとなく生徒たちには、証拠もないことを口にしたり、書いたりするなと忠告する。

それから通日後、結衣子が言っていたおばあさんが火事で亡くなってしまった。一緒に暮らしていたおじいさんが家に火をつけて無理心中したのだった。

その事件以降、結衣子が無断欠席したため彩未は家庭訪問をする。結衣子の父・万之介たちは、結衣子の予知夢を研究しているという。さらに結衣子は夢で見た“救世主”彩未のもとに転校してきたという話を聞かされる。

結衣子は、彩未が自分の言う事を信じてくれず事件が起きてしまったことに腹を立てていた。さらに信じられないことを口走った。なんと彩未が2組の生徒・相沢美羽を殺す夢を見たというのだ。その後、彩未は赤いワニに首を食われて死んでしまうという…。彼女の夢は起こることそのままが見えるわけではなく、これから起こる事実が比喩して見えるらしい。

ブログに記載した犯人が相沢美羽であると確信した彩未は、次の日、それとなく美羽に注意する。すると翌日から美羽が学校に来なくなり、かわりに美羽の母親がモンスターペアレントとなって学校に乗り込んできたのだ！「彩未をクビにするよう」校長に訴える美羽は赤いワニ革のハンドバックを持っていた！彩未は赤いワニに首を食わるというのは――このことだったのだ。

しかし、美羽が不登校になったのは彩未が原因ではなかった。結衣子と保健室の先生・平島琴葉（優香）が美羽の家庭訪問をした際に、美羽が告白したのだった。

美羽の父が単身赴任先で女を作り、美羽の母が憤慨してあろうことか男を作って家を出て行こうとしたのだ。美羽がそれを察知したため、一日中、母親を見張っていたいため、学校に来なくなってしまったのだった。

その後、結衣子が新たな夢を見た。なんと美羽が母親と一緒にいる所へ空飛ぶ馬がやってきて、母親を連れ去ってしまうのだ。しかもその馬は空中で爆発してしまったという…。

その話を聞いた彩未は、飛行機事故を連想する。調べた挙句、駆けつけた空港には美羽の姿もあった。

「お母さん、私を置いていかないで」美羽は持っていたコンパスで母親を刺そうとする。彩未が間一髪止めに入るが、なんと美羽のコンパスが彩未の腹部に刺されてしまった！

気絶しそうになりながらも、彩未は母親から航空チケットと取り上げると、物凄い形相でカウンターのお姉さんに「この飛行機は事故に遭うから絶対に飛ばさないように。もういちど徹底的に調べて」と言い、気絶した…。

目覚めると、彩未の周囲には、大勢の報道陣の姿が…。飛行機から重大な欠陥が発見され、もしあのまま飛行していれば爆発していたかもしれない――というものだった。

コンパスが突き刺さった彩未は、彼女の腹巻のお陰でかすり傷で済み、これで一件落着と思いきや――再び結衣子の家を訪れた際に、研究所助手の志岐貴（GACKT）に研究所に連れて行かれてしまう…。　

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