悪夢ちゃん
[第4話]
「サイコパスです」と宣言した彩未（北川景子）は、生徒だけでなく先生の間でも、自分の意に反した笑顔を見せなくなった。11/03放送
そんなある日、結衣子（木村真那月）が悪夢を見た。同級生の小泉綾乃（白本彩奈）の夢だ。真っ赤な液体を口から滴らせた綾乃にキスを迫られ、夢王子に助けられるという夢だった。
そんななか、綾乃を発信地として彩未が生徒や保護者から攻め立てられるような状況に陥り、生徒たちが団結して彩未をボイコットするようになり、学校で大騒ぎになる。
綾乃の母・清子（西山繭子）やＰＴＡが学校に押しかけるが、志岐（ＧＡＣＫＴ）により彩未への濡れ衣が晴らされる。全ては清子から嫌われたくない綾乃の嘘だったのだ。志岐のカウンセリングによって自分の気持ちを素直に語る綾乃を見せられた清子は押し黙る…。
次の日、クラスの生徒たちは先生を疑った事を謝った。一方綾乃は学校を休むようになった。「あんな嘘をついたんだから、当たり前だよ」とクラスメイトの反応は冷ややかだ。
結衣子が再び悪夢を見る。それは学校給食の時間にシチューを配膳している綾乃がシチュー鍋に口から赤い液体を混入する夢だった。その後、シチューを食べた生徒や彩未は次々と倒れた。そしてシチューを食べなかった結衣子の前に、唇に赤い液体を付けた綾乃はやってくると長い舌を結衣子に延ばしてくるとものだった。
結衣子の夢の話を聞いた結衣子の祖父は、彼女は復讐をしようとしているかもしれないから学校に来させてはならないと、彩未にアドバイスした。
久々に綾乃が投稿してきた日、給食のメニューはビーフシチューだった。その日、授業中、クラスメイトから綾乃に紙切れに書いた小さな手紙が回される。そこには“うそつき”“学校へ来るな”“死ね”などの言葉が書かれていた。
その時、綾乃の元にやってきた彩未は、それらの手紙を全て手で握り潰し、クラスメイトを一喝する。そして綾乃に一通の手紙を手渡した。それを読んだ綾乃は静かに涙を流す。
それは綾乃の母・清子からの手紙で、綾乃への“愛している”“大好きだ”“自分と似ているから愛おしい”という母親の本心が綴られていた。手紙を読んだ綾乃は彩未を見上げると小さく微笑むのだった。
給食の時間。「いただきます！」の号令と共に皆が給食を食べ始める。彩未のビーフシチューを口にした。結衣子は誰も倒れない事を確認してから、安心した様子で給食を食べ始めた。
翌日、彩未のブログには“サイコパスの癖に邪魔するんじゃないよ”といった彼女を中傷するブログが書き綴られていた。ショックを受ける彩未に志岐は「犯人を知っている」と言い、ある隠し撮りされた画像を見せる。そこには暗い室内でパソコンを打つ彩未の姿が映されていた…。
12/15
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表向きは「いい先生」だが、実は腹黒い小学･･･
「予知夢」で未来が見えてしまう少女。通称･･･
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