悪夢ちゃん
[第3話]
また結衣子（木村真那月）が悪夢を見た。10/27放送
女子が鉄棒から落下して足を捻り、頭を鉄棒の柱でぶつけて保健室へ運ばれる。養護教諭の琴葉（優香）は「捻挫だけで大丈夫」と保健室で治療を済ませるが…そこに真っ赤な目をしたその子の母親が現れる。母親は「娘は死んだ、なぜあの時病院に連れていかなかった」と琴葉に詰め寄ると「娘を返せと」と迫った。そして「娘は返してもらう」と母親が言うと…突然琴葉のおなかが膨らみ腹を突き破って、真っ赤な目をしたその生徒が出てきた――これが結衣子の夢だった。彩未（北川景子）はその話を聞くと結衣子に「琴葉に直接話しなさい」と指示する。
琴葉は琴葉に話をするが、琴葉は信用できなかった。
一方、彩未の担当するクラスでデスノートならぬ“デスマンガ”が発見される。それは「トーメーコウソク」という、お世辞にも上手といえないようなマンガが描かれていた。しかし彩未は固まった。そこには結衣子が見た夢そのままが描かれていたのだ！
透明人間の話で、透明人間は「イジメをする女子は校則違反」と言って制裁を下したというのだ。
彩未は志岐にその話をする。
翌日。マンガの通り、隣のクラスの女子が鉄棒から落ちて足を捻り保健室に運ばれる。琴葉は念のため救急車で病院へ行くことに。病院に連れて行ったその生徒は小さな血腫が見つかるが、早期発見で助かった。琴葉は結衣子の言ったとおりになったことで怯えた。
ノートに書かれたとおりになったことで、クラスの子供たちははしゃぎだす。
そんななか、結衣子が「誰がノートを書いたのか分かった」と彩未に伝える。そして見た“悪夢”を話した。結衣子が言うには、犯人は赤根という男子生徒だった。
透明人間は「窓に近づくと、窓から皆を投げてやる」と書いた。しかし、クラスメイトは透明人間の存在を疑いはじめていた。そして犯人探しを始めようとしていた。
赤根は透明人間の存在をクラスメイトに信じさせるため、自ら教室から飛び降りて「透明人間はいる！」と証明してみせようとした。
赤根の飛び降りを阻止しようとした彩未は、教壇を倒して、生徒の意識を集中させた。そして自分がサイコパスであるという衝撃的な告白をし、透明人間などいないことを力説した。
ヘラヘラと笑って誤魔化そうとする赤根やクラスメイトたちに向かって、彩未は激怒する。「空気を読んで笑うな！ 先生もこれからはもう、なるべく無理に笑わないようにします」そう言って、笑顔で皆を見渡した後、自分の顔も手をかざす。そしてその手が顔から離れた時、彩未の顔から笑顔が消えていた…。
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