ジョーカー許されざる捜査官第10話あらすじ完全版

ジョーカー許されざる捜査官

[第10話]

09/14放送

伊達（堺雅人）はあすか（杏）から連絡を受け、久遠（錦戸亮）が搬送された病院へ。
あすかは冴子（りょう）や夏樹（丸山智己）を殺した犯人が分かるかも知れないと久遠は言っていたという。

その後、久遠が使っている倉庫に行った伊達は、科捜研から届いた空の封筒を発見。
中身は久遠が持っていて、そこには何か重要な情報が記されていると察する。

一方、あすかが夏樹のCD-ROMのデータを見ていると、井筒（鹿賀丈史）が現れる。
井筒は警察OBの大物の名前の羅列に目を留め、CD-ROMは自分が預かると告げた。
だが、あすかはそれを不審に思い、CDを抜き取ってケースだけを渡す。

その後、DNA鑑定の報告書を入手した伊達は三上（大杉漣）のバーへ。
報告書には三上の名があったのだ。伊達は夏樹と冴子を殺したのかと三上に聞く。
すると、三上は伊達に麻酔銃を発砲し、店を出ていった。

捜査一課では三上を確保するための捜査会議が始まった。
そんな中、あすかだけはCD-ROMを持っていることから安全のため、待機を命じられる。

井筒に呼ばれた伊達はUNDERGROUND Vとはどんな組織なのか尋ねる。
それは巨悪な事件を極秘に扱う裏の警察で、一度は壊滅したが、警察OBが復活させたと噂されているものだった。
そこへ刑事部長の坂崎（小木茂光）から、あすかをCD-ROMとともに青葉東署に移送するよう指示が出る。

あすかは迎えの車に乗り込むが、道が違っていた。
それに気付いたあすかに運転手が発砲。運転していたのは三上だった。
坂崎はかつての先輩の三上に指図されたようだった。

伊達は井筒に、ジョーカーとは法で裁かれない犯罪者を行方不明として処理する"神隠し"のことだと告げる。
CD-ROMに記録されていた数字の羅列は、座標だと指摘。
その座標には地図にない島があり、そこには私設刑務所があるという。

その頃、三上の自宅に連れられたあすかは、夏樹らの殺害の経緯を聞いていた。
25年前、三上の妻子が殺され、容疑者は分かったものの、証拠不十分のまま時効に。
そんな時、警察OBからジョーカーの存在を教えられたのだという。
三上は最初のターゲットとして、妻子を殺した容疑者を処分したのだ。

だが、やがて夏樹がジョーカーについて調べ始めた。
三上は秘密を隠蔽するため、夏樹や冴子を殺したのだ。
あすかは、伊達もジョーカーに関わっているのかと聞くが、三上は否定する。
そして、三上はあすかからCD-ROMの在りかを聞き出した。

三上は久遠の病室を訪れ、CD-ROMを盗み出そうとする。
すると、久遠がその手をつかみ、三上は自分を裁けるのは伊達だけだと言って去って行く。

あすかを救った伊達は久遠とともに、三上がいると思われる埠頭へ。
やはり、そこにいた三上は自らのこめかみに銃を当てる。
だが、一瞬の差で伊達が三上に麻酔銃を放った。

麻酔から覚めた三上は伊達に自殺する気はなく、島で罪を償うつもりだったと告げた。
そこにパトカーがやってきて、降りてきたあすかが三上に手錠をかける。
三上は伊達に"神隠し"はやめるなと頼む。そんな三上を井筒が殴った。

あすかからジョーカーのひとりだったのかと聞かれた伊達は、それに答えない。
伊達は井筒に自分の罪を見逃すのかと尋ねた。
そんな伊達に井筒は人を裁くことで自分を罰しているのだから十分だと言うのだった。

09/21 SP

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