カラマーゾフの兄弟第8話あらすじ完全版

カラマーゾフの兄弟

[第8話]

03/02放送

目を覚ました勲（市原隼人）が階下に降りると、涼（林遣都）が大広間にいた。
涼は文蔵（吉田鋼太郎）の遺体を発見した衝撃や、涙のでない自分にショックを受けていた。
そんな涼に勲は気にすることはないと言って、慰める。

その日、文蔵の後継者を決めることが小栗（渡辺憲吉）から告げられる。
文蔵は80％の株を所有していて、それを継ぐのは勲か涼がふさわしい。
涼は長男の満（斎藤工）が次ぐべきだと言うが、小栗は彼が犯人であればそれは難しいと言う。
勲は会社を継ぐかどうかはさておき、資料を見せてくれと告げた。

一方、加奈子（高梨臨）のもとに入江（滝藤賢一）が事情聴取に来る。
その後、加奈子は勲に会いに行き、満の弁護をしてくれるよう頼んだ。
だが、勲は刑事事件は自分の専門外だと言う。

すると、加奈子は満と自分の過去のことを話し始める。
加奈子の父が汚職をし、満がその証拠写真を撮っていた。
だが、満はそれを公表しなかったのだという。
本当は心優しい満が殺人などできるはずがないというのだ。

満は入江から、凶器に指紋が残っていたことを追及されていた。
その指紋の上から手袋で触った跡があったと言われた満はそれが犯人だと主張。
だが、入江は自分で手袋をして凶器をつかみ、偽装しようとしたのだろうと言う。

やがて、入江が屋敷に現れ、末松（松下洸平）が食べたサンドイッチに毒物が入っていたと告げた。
勲は入江に、満はどんな証言をしているのかと尋ねる。満は犯行を否認しているようだった。
入江から会社を継ぐのかと聞かれた勲は、代わってもらいたいくらいだとつぶやく。

入江は続いて、久留美（芳賀優里亜）を事情聴取。
なぜ満と逃避行しようとしたのかと聞かれた彼女は、自分でも分からないと答える。
久留美が釈放されようとしているところを、偶然警察に来ていた加奈子が目撃。

その夜、加奈子から電話を受けた勲は彼女の家へ。
加奈子は満が久留美と逃避行しようとしていたらしいと告げる。
満が自分のもとに帰ってくることなどないと確信した加奈子はショックを受けていた。
そんな加奈子を勲は抱き寄せる。

帰宅した勲に涼が声を掛けてくる。
勲は涼にもう何も思いわずらわず、未来のことだけ考えていれば良いと告げた。
その後、勲は母の墓へ行き、町を出ていくつもりだとつぶやく。
そして、母親が文蔵から受けていた仕打ちを何も知らなかったことを謝る。

翌朝、勲は涼とともに満が拘留されている警察署へ。
弁護士以外は会えないと言われた勲は、担当弁護士として会わせるよう頼んだ。
だが、そんな勲に満は、自分が文蔵を殺して罪をかぶせようとしているのだろうと言う。
その言葉を聞いた勲は、能なしにとやかく言われたくないと叫んで警察を出ていく。

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