救命病棟24時第4シーズン第1話あらすじ完全版

救命病棟24時第4シーズン

[第1話]

08/11放送

花嫁が結婚式場で倒れ、救急車で運ばれるが、どの病院にも救命医が足りないと受け入れを拒否される。
救急車は交差点で停まり、渋滞した車の列のタクシーから降りた男がそこに近づいてきた──。

海南医大救命救急センターはあまりの激務に救命医が全員辞職したばかり。
花嫁の受け入れも断ったが、医師が同乗しているからと言って、救急車がやってくる。
その医師こそ、アフリカから帰ってきたばかりの進藤（江口洋介）だった。

彼は的確な処置で花嫁を救い、お腹の子供も帝王切開で取り出す。
その後、かつてともに働いていた看護師の紗江子（木村多江）と再会。
日本の救命医療の現状を聞かされる。
さらに、小島（松嶋菜々子）が患者を死なせ、医療裁判の最中だと聞いて驚いた。

進藤は楓のもとを訪ねる。
彼女は小学校の健康診断などに携わっていた。もう救命医をやる自信はないと言う。

救命センターには各科から寄せ集めの医師たちが揃っていた。
研修医の工藤（石田卓也）は救急医療になど、興味がないと公言する有り様。

そんな中、火災現場から急患の受け入れ要請が入り、進藤は全員受け入れると言う。
だが、救急隊にそれを伝えようとした看護師の千夏（北乃きい）の電話を奪い、重体の２名だけを受け入れると告げる男がいた。
救命センター再建のため、医局長として赴任した外科医の澤井（ユースケ・サンタマリア）だ。

澤井は全ての患者を受け入れようとする進藤に反発。
さらに、帝王切開で産まれた子供に障害が残る可能性があり、父親が訴えると言っているらしいと告げる。

そんなある日、工場で集団食中毒と思われる事故が発生。
進藤は要請された11名を受け入れようとするが、医師たちは疲労困憊で猛反発。
澤井は食中毒程度なら処置できるだろうと言って、講演会へ出掛けてしまう。

そこに、野球の最中に頭にバットをぶつけて意識を失った少年の受け入れ要請が入る。
電話をしてきたのは救急車に同乗している楓だった。
進藤はその少年の受け入れを拒否。驚く楓に、お前は医者じゃないのかと言う。
それを聞いた楓は救急車を停めさせ、その場で緊急手術を始めた。

患者の中の１人に話を聞くと、弁当は食べていないと言う。
お茶しか飲んでいないと言われ、毒物中毒の疑いを持つ。
案の定、お茶から毒物反応が見られたが、その解毒剤が海南医大にはない。
紗江子は他の病院に解毒剤を取りに行き、そこで少年を運んできた楓と遭遇する。

楓とともに帰ってきた紗江子のおかげで、患者たちは救われた。
だが、患者の１人が毒物のストレスで心筋梗塞を併発していると発覚。
進藤が手術に入ろうとした時、ニュースで毒物混入事件を知った澤井が帰ってきた。
澤井は見事な手術で患者を救い、進藤たちは驚く。

夜が明け、進藤の前に楓が現れる。
彼女は海南医大の救命医になりたいと言い、進藤も喜んでそれを受け入れる。

その後、進藤は千夏から、訴えると息巻いていた新郎からの手紙を渡される。
子供に異常はなかったらしい。
封筒には進藤へのお礼の書かれた夫婦と赤ちゃんの写真、そして子供の小さな手形が同封されていた。

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