魔女裁判
[第2話]
05/02放送

第1回の魔女裁判公判が終わる。その日から、裁判員に選ばれた人々に奇妙な事が起こりはじめる。
渡部いずみ(加藤あい)の自宅のポストには、自宅から幼稚園への道が記された謎の手紙が入っていた。封筒には「K」の文字が…。

翌日からいずみは娘にGPS機能付きの携帯電話を持たせ、幼稚園に通わせることにする。

同姓とのいかがわしい写真を通路一杯に貼られた田所(中村靖日)は、闇の組織・黒川(鈴木亮平)の部下に指示にされるままだ。田所は隠しカメラや小型イヤホンを体に取り付けられて評議室へ…。

2日目の公判――。
検事・大沢陽子(宍戸美和公)は、被害者・東条総一郎(早川純一)の血痕と柏木鏡子(石田ゆり子)の指紋が付いたレンガが証拠品として提出される。
大沢は「柏木鏡子が東条総一郎をレンガで殴ったと指摘」しかし、弁護士・進藤(渡邉紘平)は、レンガの血痕は「総一郎が酔って転倒、その際にぶつけたもの」と、事故を主張した。

公判後、評議室に戻った裁判官と裁判員によって話し合いが始められる。
すると、黒川はイヤホンを使って田所に指示、黒川の言う通りに無実だと力説する。
急に「鏡子は無罪」というような発言をする田所に、徹(生田斗真)は「昨日は有罪と言っていたのに」と不思議がる…。

一方、鏡子から独占取材の指名を受けた香織(比嘉愛未)は拘置所に出向いていた。
まず、自分を指名した理由を聞いた香織に、鏡子は「自分と似ていると感じた」と話す。

ちょうどその頃、セレクトショップから徹に連絡が入る。なんと大量発注したばかりのTシャツがキャンセルなったというのだ。
急いで発注した工場に取り消しを申し込むが、既に商品は完成。徹は多額の負債を抱えることとなる。

いずみの家でも不思議なことが起きていた。冷蔵庫にあったはずのケーキがなくなる。

鏡子は自分が魔女と呼ばれるようになった経緯、幼い頃から自分の周囲で起きる不幸な出来事――。鏡子は娘・遥(忽那汐里)にも会って欲しいと依頼する。

その日、裁判員の奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)のところに弱みをネタに無罪を訴える封書が届いた。
また、多額の負債を背負って落ち込んで帰宅した徹の部屋にも「K」と書かれた封筒が入っていた。中には「無罪、成功報酬100万円」と書かれている。
これは買収だったのだ――自分が堕ちた罠に気づいてハッとする徹。

第3回公判――。
殺害現場の写真がモニターに映し出された。その写真は誰もが目を背けるような無残なものだった。そんなモニターを鏡子は淡々と見ている。

第3回公判終了後、田所、梨華、内海は無罪を主張する。
前日まで有罪と言っていたから梨華と内海まで無罪を主張するのを見て不審に感じた徹。
帰り際に梨華と内海を呼びとめて「誰か接触してきた人はいないか」と聞くが2人は「そんな人はいない」と否定して帰ってしまう。
徹はいずみにも声をかける。この日、いずみの様子がおかしかったのだ。
いずみは徹に周囲に起きた不思議な出来事を話す。その時に娘に持たせていたGPSが動き出した。
慌てて幼稚園に電話をすると、「迎えが来て帰った」という。
急いでタクシーに乗り込んだ2人は、GPSを頼りにいずみの娘・舞(磯野光沙)を追いかけた。


07/11 第10話


07/04 第9話


06/27 第8話


06/13 第7話


06/06 第6話


05/30 第5話


05/23 第4話


05/09 第3話


05/02 第2話


04/25 第1話

キャスト
吉岡徹 / 生田斗真(いくたとうま)
自称“ストリート系デザイナー”だが、それだけでは生活できないためフリーターを続けている24歳。貧乏だが人生を悲観しない明るいお調子者で、優しい性格。裁判員に選ばれ落ち込むいずみを懸命に助けようとするものの、次々と危険な出来事に巻き込まれていき、はじめは日当が出るから喜んでいる程度だった気持ちに、次第に事件を解決しようという使命感が生まれていく。
渡部いずみ / 加藤あい(かとうあい)
エスカレーター式で短大まで卒業したお嬢様育ち。現在は、卒業後に入社した会社で出会った男性と結婚し、一児の母となっている。日々、一人娘の舞を優れた学校に入学させたいと“お受験”と奮闘中。優しい性格のため、「自分には人を裁くことができない」と裁判員に選ばれたことを思いつめる。次々と降り掛かる危険な出来事から助けてくれる徹を、頼るようになっていくが…。
本宮香織 / 比嘉愛未(ひがまなみ)
東西新聞入社2年目の記者で、徹の大学時代からの恋人。自分にはない感性を持つ徹に惹かれている。徹が裁判員となっていることを知らず、法廷で驚く。被告人である柏木鏡子の独占取材でスクープをとることがきっかけで、鏡子に親しみを覚えていくようになるが、反対にいずみのことを気にかける徹に対して不信感を募らせていく。
柏木鏡子 / 石田ゆり子(いしだゆりこ)
不審死を遂げた東条総一郎の愛人。銀座の高級クラブで働いていたところを東条に見初められ、愛人となった。容疑者として逮捕され、起訴されている。男女問わず人を惹き付ける、少女のようなあどけなさと大人の気品を持ち合わせている魅惑の女性。10年前にも夫を事故で亡くし保険金を手にしているため、マスコミや世間からは“魔女”と呼ばれるようになる。
柏木遥 / 忽那汐里(くつなしおり)
被告人・柏木鏡子の一人娘で、母の無実を信じ続ける健気な少女。10年前に父親が死んでからは母一人子一人で育ち、公判中も弁護士の進藤とともに母を支えている。

黒川竜一 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
裁判員に近づいて評決を買収しようと企む謎の人物。裏の情報に精通している。米国で陪審コンサルティング会社に務めていたというが、その真偽は不明。部下に特殊分野のエキスパートを抱え、大胆かつ冷徹に行動する完璧主義者。
奥寺梨華 / 末永遥(すえながはるか)
裁判員に選ばれた、売れっ子のキャバクラ嬢。周りに流されやすいタイプだが、恋愛には一途。資産家の恋人との結婚をそろそろと考えているが…。
水島真紀子 / 滝沢沙織(たきざわさおり)
黒川が率いる謎の組織で参謀を務める美女。黒川からの信頼も厚く、彼の右腕として行動している。

魔女裁判特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau