魔女裁判
[第5話]
05/30放送

第6回の公判後、評議室では「中間投票」ということで、裁判官を含めた9人で有罪・無罪・保留を挙手することにする。結果は有罪7無罪2。「無罪」に手を上げたのは、なんと徹と相馬だけだったのだ!

評議会が終わった後、徹がいずみに理由を聞くと、携帯電話のメールで「無罪から有罪に変えるように」連絡があったという。メールには「事情が変った」と書かれていたという。
そこへ、「鏡子が自殺した」と裁判官・塚田(堀ひろこ)から報告を受ける。
愕然とする裁判員たち。

その頃、香織(比嘉愛未)も「鏡子自殺」の一報を受けて会社を飛び出した。

黒川(鈴木亮平)のアジトには東条ホールディングス社長の東条英彦(浜田晃)がいた。
このまま永遠に眠ってくれないかなと期待する東条英彦。しかし、黒川は鏡子の自殺が気に入らないようだった。

鏡子の自殺にショックを受ける徹といずみ。いずみは「もしかしたら、彼女は本当に無実なのかも」と呟いた。

搬送された病院では鏡子の緊急手術が行われ、鏡子は一命を取りとめる。香織は鏡子への面会を許され、鏡子の回復を祈り、鏡子の娘・柏木遥(忽那汐里)・看護を手伝った。

徹といずみは進藤弁護士(渡邉紘平)なら黒川(鈴木亮平)の正体について、何か知っているのではないかと考え、鏡子の入院する病院に会いに行く。しかし、進藤は「知らない」の一点張りだ。その様子から、いずみは進藤が何かを隠していることに気づく。

何も収穫がなく帰ろうとした徹をいずみはランチに誘う。徹に相談したいことがあったのだ。
その様子を、鏡子を見舞いに来ていた香織が見ていた。香織は徹に電話をして徹をランチに誘う。いずみのことを心配した徹は香織の誘いを断った。2人が揃って病院を出て行く様子を院内から眺めながら、香織はしおりに嫉妬する…。

一方、しおりは徹に自分の本心を打ち明ける。娘・舞の安全を考えると黒川の言いなりになるしかないが、鏡子への罪悪感に苦しんでいるという…。

鏡子が回復するまで裁判は延期されることになり、再開までの間、それぞれの職場に復帰することが認められた。徹はひとり、自宅でしおりを守ることを考えていた。

翌日から、徹はTシャツを売り始める。自力で借金100万円を返済しようとしたのだ。Tシャツの入った大きな段ボール箱に詰め込み、飛び込み販売を行った。
徹はいずみの家にもTシャツを売りに訪ねた。しかし、いずみの家でもTシャツは売れなかったようだ。大きなダンボールを車にしまいいずみの家をあとにした。

モニターでその様子を見ていた黒川の表情が変る。黒川はいずみに連絡をとる…。
「舞ちゃんの声が聞きたいなぁ」黒川の問いにいずみは「昼寝中です」と返事をした。
いずみは「これからは、あなた方の言いなりにはならない」とキッパリと宣言するのだった。

黒川は徹が舞をダンボールの箱につめて、安全な場所にかくまったことを察知する。


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04/25 第1話

キャスト
吉岡徹 / 生田斗真(いくたとうま)
自称“ストリート系デザイナー”だが、それ・・・
渡部いずみ / 加藤あい(かとうあい)
エスカレーター式で短大まで卒業したお嬢様・・・
本宮香織 / 比嘉愛未(ひがまなみ)
東西新聞入社2年目の記者で、徹の大学時代・・・
柏木鏡子 / 石田ゆり子(いしだゆりこ)
不審死を遂げた東条総一郎の愛人。銀座の高・・・
柏木遥 / 忽那汐里(くつなしおり)
被告人・柏木鏡子の一人娘で、母の無実を信・・・
黒川竜一 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
裁判員に近づいて評決を買収しようと企む謎・・・
奥寺梨華 / 末永遥(すえながはるか)
裁判員に選ばれた、売れっ子のキャバクラ嬢・・・
水島真紀子 / 滝沢沙織(たきざわさおり)
黒川が率いる謎の組織で参謀を務める美女。・・・

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