魔女裁判
[第8話]
06/27放送

いずみ(加藤あい)の夫が海外赴任先・ドバイから帰ってきた。
夫が黒川(鈴木亮平)だと知らないいずみ。夫の帰宅にホッとする。

香織のそばにいてあげたいと考える徹は、裁判員を辞める決意し、いずみに伝える。いずみは、徹や香織に危害が及ぶのではないかと心配する。香織の安全を考えた徹は、結局、裁判員を続けることに…。

一方、いずみは、夫に全てを打ち明けていた。夫は警察に通報することを勧めるが、いずみは「それはできない」と言う。自分の他にも脅されている人がいるからだ。
夫は、娘を迎えに行くと言い出す。「自分が妻娘を守る」というのだ。「仕事もしばらくは自宅でする」と言う。いずみは安心して喜んだ。

ある日、徹がいずみにGPSを借りに来た。これで黒川のアジトを探し当てるのだという。

その頃、香織は鏡子のもとに面会に来ていた。香織の悩みを聞きだす鏡子。
香織の徹への愛は、いつしか激しい憎悪へと変わって行った。

徹は東条ホールディングを見張っていた。東条英彦(浜田晃)が車に乗り込むとき、東条の車にうまくGPSを仕掛けることに成功する。GPSを頼りに、徹は東条英彦の車を追いかけた。
しかし、徹が踏み込んだ時、既にアジトは別の場所へ移ったあとだった。
愕然とする、徹。

――第8回公判
第8回公判では、弁護側で新たな証人が証言に立った。
証人は、なんと男の子。東条総一郎(早川純一)の別荘近くに住んでいる子供だった。

事件当日、事件のあった部屋で“白い服を着た人”を見たと、男の子は証言した。
進藤弁護士(渡邉紘平)は、「事件当日、鏡子が着ていたのは“黒い服”だったことから、殺害現場には東上総一郎と鏡子以外に、他の人物が存在した、と、弁護を展開する。

公判後の評議会で、徹は実地検分をしてみることを提案する。実際に別荘に行ってみようというのだ。
そこで裁判員と裁判官は、実際に別荘に行ってみることを決める。

男の子が「見た」と証言した場所から、事件現場の部屋を見上げる裁判員たち。
証言どおりに白い服を着たしおりが部屋を歩くと、確かに白い服を着た人物がハッキリと見えた。

当時、館の玄関の鍵は全てしまっていた。カードキーは3枚。
カードキーは、東条総一郎、鏡子、管理人の3人が持っていたと、管理人は話す。
今は3枚とも、管理人が保管していた。

事件があった部屋には、徹とかおりがいた。
徹は、「事件を再現してみよう」と、登場総一郎が座っていた椅子に腰掛ける。
すると、そこにレンガを持った香織が――。香織は徹の頭をレンガで殴りつけた。
床に倒れる徹。

徹が起き上がったとき、香織はしおりにも襲いかかろうとしていた。徹が香織を止めると、香織は落ちていたレンガに足をすくわれて窓から転落する。

事件当日、窓から鏡子が転落したように――。

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キャスト
吉岡徹 / 生田斗真(いくたとうま)
自称“ストリート系デザイナー”だが、それ・・・
渡部いずみ / 加藤あい(かとうあい)
エスカレーター式で短大まで卒業したお嬢様・・・
本宮香織 / 比嘉愛未(ひがまなみ)
東西新聞入社2年目の記者で、徹の大学時代・・・
柏木鏡子 / 石田ゆり子(いしだゆりこ)
不審死を遂げた東条総一郎の愛人。銀座の高・・・
柏木遥 / 忽那汐里(くつなしおり)
被告人・柏木鏡子の一人娘で、母の無実を信・・・
黒川竜一 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
裁判員に近づいて評決を買収しようと企む謎・・・
奥寺梨華 / 末永遥(すえながはるか)
裁判員に選ばれた、売れっ子のキャバクラ嬢・・・
水島真紀子 / 滝沢沙織(たきざわさおり)
黒川が率いる謎の組織で参謀を務める美女。・・・

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