魔女裁判第4話あらすじ完全版

魔女裁判

[第4話]

05/23放送

愛娘の身に危険が迫っていると感じたいずみ（加藤あい）は、黒川（鈴木亮平）の言いなりになり、一転、無罪を主張する。
そんななか、唯一、有罪を主張したのが徹（生田斗真）だった。

モニターを見ていた黒川は徹を睨みつける。

その夜、徹の家に小包が届けられた。それを届けたのは黒川（鈴木亮平）だ。中には、現金100万円とメッセージカードが入っている。

「オレンジさんへ　お困りでしょう？よかったら使ってください」メッセージカードにはワープロでそう書かれていた。それを見た徹は慌てて外に飛び出し、周囲を見回すが、どこにも怪しい人影はない。

「くそぉ、魔女か」徹は苦々しく呟いた。

翌日、徹は評議員室で、公判のために評議室に集まった裁判員たちに、「結束を固めて正々堂々と審判しよう」と、本名を名乗り合うことを提案するが、相馬（平方元基）や田所（中村靖日）の反対にあう。

その直後、田所はトイレに立った。怪しんだ徹は田所の後をつけ、声をかけるが、ただのトイレだった。しかし、徹が戻ってくると、彼の椅子には小さく折りたたまれた手紙が置かれている。そこには「無罪にしないと、お金だけじゃ済まないわよ」と書かれていた。

さらに、徹の携帯電話に非通知設定の電話が入り「無罪にするよう」脅迫される。
また、徹がトイレに行くと、トイレの鏡には口紅で「無罪」と書かれていた。

鏡の「無罪」という文字を見ながら、徹は考える――。

公判は５回目を迎えていた。この日は被害者の弟で東条ホールディングス社長の東条英彦（浜田晃）が検事側の証人として証言台に立っていた。

この証言は、鏡子にとって不利な証言だった。しかし、公判後に開かれた評議会では、田所、内海（松本じゅん）、奥寺（末永遥）、いずみ（加藤あい）が無罪に、相馬が保留、徹が有罪の意思表示をした。

誰が魔女の手下なのか!?　徹は密かに罠をしかけた。
徹の恋人で新聞記者の香織（比嘉愛未）が、鏡子が有罪である決定的証拠をつかんだので、今から、話を聞きに行く、と言って、評議室を飛び出したのだ。
徹のあとを誰かがつけて来た。それは田所だった。

徹は田所を問い詰めると、田所はすべてを素直に白状した。田所だけでなく、内海、奥寺そしていずみまでが、魔女の手下だという。全員脅迫されているというのだ！

一方、徹の彼女・東西新聞社の香織（比嘉愛未）に、鏡子がもう一度会いたいとコンタクトをしてきた。香織は「鏡子の独占インタビュー記事」で売り上げを伸ばし、周囲から褒められていた。そんな香織に鏡子の弁護しから電話が！　再び香織と会いたいというのだ。それを聞いた香織は、喜んで再会を約束する。

その夜、徹はいずみの家へ来ていた。いずみの口から真実を聞きたかったからだ。いずみは徹に「ごめんなさい」と謝ると、「娘のために、これ以上、逆らわないで」と懇願した。
泣き崩れるいずみを徹がそっと抱きしめる。それをカーテン越しに誰かが撮影していた…。

再び鏡子と会った香織はますます鏡子への思い入れを強め、鏡子の無実を信じるようになっていった。

公判６回目。
その日は住み込み人が検察側の証人として、証言台に立っていた。
公判後、評議室では中間投票ということで、裁判官を含めた９人で有罪・無罪・保留を挙手することにする。

「娘のために――」昨晩のいずみの言葉が徹の頭でリフレインする。散々悩んだあげくに、徹はゆっくりと「無罪」に手を上げた。

ところが「無罪」に手を上げたのは、なんと徹と相馬だけだった！
中間結果は、有罪７無罪２となる。

評議会が終わった後、徹がいずみに理由を聞くと、携帯電話のメールで、無罪から有罪に変えるよう連絡があったという。黒川の指示が急にひるがえったことに徹もいずみも動揺を隠せなかった。

そこへ、鏡子が自殺したという連絡が入る…。

黒川が鏡子を裏切り、東条英彦に寝返ったのだ！

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