SKE48の1万人超握手会も殆どは松井玲奈目当て! 広がるグループ内格差!

7thシングル『オキドキ』を11月9日に発売､初週38.3万枚を売り上げオリコン初登場1位を獲得したSKE48が､13日千葉県幕張メッセにて発売記念握手会を開催した｡

これまでの一日最多動員数が9,500人だったのに対し､幕張メッセには1万人を遙かに超えるファンが集結｡
あまりの多さに､握手会前に行われたミニライブは観客が収まりきらず､ニ回に分けて実施されたほど｡
マスコミも多数駆け付け､注目の高さから年末の『紅白歌合戦』出場も視野に入ってきた｡松井玲奈も｢心構えだけでもしておきたい｣と気合い十分だ｡

シングルを発売するごとに､前作の売上記録を塗り替え着実に進化を続けるSKE48｡
握手会動員数1万人の大台を突破したのも彼女たちの人気を象徴する結果と言えるが､その握手会に参加したファンは意外な光景を目にしていたようだ｡

今回の握手会から､システムが一部変更された｡具体的には､今まではCDに封入されている握手会イベント参加券を会場で先着･有限の(個別)メンバー握手券へ引き換えていたものを､誰とでも握手できるフリー握手券に交換する｡
枚数制限が無くなり人気メンバーの券を求めて早朝から並ぶ必要が無くなった一方､特定の人物に列が集中する可能性が高くなった｡

熱心なSKE48 ファンの間でもシステムが変わり参加を見送る者がいたぐらい懸念された嫌な予感は､見事的中してしまう｡
会場に足を運んだ者が握手会の様子を撮影した写真が公開され､松井玲奈の列にのみ数百人､もしくは千人以上の大行列が出来ていたのだ｡

松井玲奈の隣の列で握手会を行なっていた松井珠理奈や高柳明音の列には､殆ど人はおらず､握手を終えて帰っていく人ばかり｡
他メンバーの列も言わずもがなで､松井玲奈目的のファンが､SKE48全体の大半を占めているような光景である｡

自分の列だけ激混みだった松井玲奈は握手会終了後､自身のブログを更新｡
｢今回から全国握手会のシステムが変わって､券がなくなる事がなくなったから､今までよりたくさんの方と握手できて本当に良かった! それぞれの会場で皆さんが来てくださるの待っていますヽ(*・ω・*)ノ｣
と純粋に多くのファンと握手が出来るシステムに変わり喜んでいる心情を綴った｡
ただし常に行列が絶えないため､休憩も取りづらく肉体への負担が心配になる｡

松井玲奈に次ぐ人気を誇る松井珠理奈や高柳明音も同日ブログを更新し､握手会の報告を行った｡
ボーイッシュスタイルで臨んだ松井珠理奈は｢2日間とも、凄く楽しかったです(≧∇≦) きてくださった皆さん､ありがとうございました!!!｣と綴り､高柳明音は｢握手会の仕組みが新しくなったので少しドキドキ､していたんですがいつも通り楽しい時間を過ごすことが出来ました(*´∀｀*)｣といつもと変わらぬ様子で文章を書いていた｡

かつて"W松井"としてSKE48を牽引してきた二人の間にも､いつの間にか大きな差が開いた｡
2011年の｢第3回AKB48選抜総選挙｣で松井玲奈がSKE48最高位の10位にランクインしていたとはいえ､握手会での行列ぶりは総選挙順位以上の格差を感じざるを得ない｡

それこそ『紅白歌合戦』出場を目指すなら､松井玲奈と並ぶ人気メンバーを数人取り揃えておきたいはずだ｡

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