秘密第5話あらすじ完全版

秘密

[第5話]

11/12放送

直子（石田ひかり）が亡くなって、初めての正月はそれまでのものとは全く違って、寂しいものだった。
藻奈美の体に魂が宿ってしまった直子は、直子の遺骨を墓に埋葬したのをきっかけに「藻奈美」としての人生を送ることを決める。そして自立した女性を目指して医学部を志望し、受験勉強に励んでいた。そんな藻奈美（＝直子）の行動に平介（佐々木蔵之介）は呆然とするばかりだ。

年が明けた。平介（佐々木蔵之介）、直子（石田ひかり）、藻奈美（志田未来）の３人で明るい食卓を囲んだ去年までの正月とは打って変わり、今年の杉田家には淋しい空気が漂っていた…。そんななか、“藻奈美”として生きることを決意した直子は受験に向け、元旦から猛勉強を開始する。やがて新学期が始まり、藻奈美の担任・多恵子（本仮屋ユイカ）が杉田家を訪ねてきた。藻奈美のことで話があるという多恵子。なんでも、藻奈美が医学部を志望しているというのだ。本人から一度も相談されたことのなかった平介は、驚きを隠せなかった。

ある日、藻奈美（＝直子）は親友の由梨絵（林丹丹）から「妊娠したかもしれない」と相談される。相手はなんと、藻奈美の元カレ・春樹（竜星涼）だった。藻奈美（＝直子）はドラックストアに行くと、平然と妊娠検査薬を購入し、由梨絵を驚かせる。

一方、平介はバス事故を起こした運転の妻・征子（堀内敬子）と会っていた。征子は「以前、預けた梶川の通帳とサワダミカコの連絡先が書かれたメモを返してほしい」と平介に言う。自分でサワダミカコと会い、梶川幸広の死を伝えるつもりだと征子は言った。そうしなければ「何も終わらないような気がする」と征子は微笑んだ。

ところがその夜、藻奈美（＝直子）は、平介が征子から預かった梶川幸広の通帳を持っているのを見つけてしまう。未だに征子と関わっていることに藻奈美（＝直子）は激怒した。すると平介も隠し持っているのを発見した。それが征子から受け取ったものだと知った直子は、いまだに征子と会って事故の原因を突き止めようとしている平介に激怒する。すると平介は声を荒げた。「俺はまだ何も納得できないよ」と。驚いた藻奈美（＝直子）が「お父さん…」言うと、平介は「お父さんなんて呼ぶな！俺は直子のお父さんなんかじゃない」と叫ぶのだった。

その時、平介の携帯電話が鳴る。相手は征子の娘・逸美（日向ななみ）だった。逸美は平介に征子が死んだことを告げた。

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