OLにっぽん
[第2話]
中国のアウトソーシングを総務課導入する件で、総務課はギクシャクしていた。10/15放送
何とかうまくいかないように阻止しようとする社員がいる中、琳（タン・ジャースー）と洋（ローラ･チャン）の教育係になった島子（観月ありさ）は、２人の熱心な仕事への態度に心を打たれ、やがて応援するようになる。
そんな中、総務の業務のひとつを１週間以内にマニュアル化するよう、弥生（浅野ゆう子）から命令が出る。
総務課の正社員達は、「マニュアルの完成は自分のリストラにつながる」とドキドキものだ。
「失敗すればいい！」と考えて選んだ業務が、業務の中で一番面倒な『営業車の登録』のマニュアルの作成。
琳と洋は日本車の知識を持っておらず、ホッとする社員達･･･。
ところが、彼女達はたった１日で車の名前・性能・特性まで覚えて、マニュアル作りに取りかかるのだ。
島子と都留（井上芳雄）は日本人と中国人のビジネススタイルの違いに驚きながらも、彼女達のガンバリに目をみはるばかりだった。
その夜、とある飲食店で朝比奈（東幹久）からプロポーズの返事を聞かれる島子。ところが、頭の中は琳と洋のことばかりで、話がかみ合わない。
そこへ都留から電話が。なんと、琳がコンビニでバイトをしているところを目撃したというのだ。
島子は都留を口止めし、会社の規則に違反していると琳に注意する。
「会社にバレたらクビになるのよ…」島子が諭すように話すと、琳は島子にバイトを辞めることを約束した。
ところが琳はバイトを辞めず、ほかの社員に目撃され、弥生の知るところとなってしまった。
弥生は小旗（阿部サダヲ）を呼び出し、琳のクビを宣告。琳のかわりを用意するよう命令した。
そんな中で、期限の前夜にマニュアルが完成した。
琳のことが気になる島子だったが、とりあえず業務を完了したことにホッとする。
ところが、朝比奈と小旗が２人で完成したマニュアルを見ているとき、突然停電し、動揺した小旗がパソコン本体にコーヒーをこぼしてしまい、マニュアルの入ったデーターをダメにしてしまった。
「お願いします！助けてください」小旗の必死の頼みに島子が動く。
総務課全員でこれからマニュアルを作り直すというのだ！
洋と、クビを宣告された琳も呼び戻し、作業を開始する一同。
そのかいもあって、翌日の出社時間までにマニュアルが完成した！
マニュアルの仕上がりに満足する弥生。
その弥生に、朝比奈は「琳のスキルが必要」と、クビの撤回を懇願する。
マニュアルの件を聞いた弥生は琳のクビを撤回し、琳は中国に帰らずに済んだ。
それから間もなく、島子が弥生から呼び出される。
「あなたにリストラ係を命じます。総務課の社員の中から一人、クビにする人を決めなさい」。
弥生の言葉に島子は凍りついて、しばらくその場を動けなかった…。
12/10
第10話
12/03
第9話
11/26
第8話
11/19
第7話
11/12
第6話
11/05
第5話
10/29
第4話
10/22
第3話
10/15
第2話
10/08
第1話
老舗商社の総務部で働く社員。
能力は優秀でやり手との呼び声も高い。
しかし実際の彼女の性格は、31歳で独身。結婚願望はあるといえばあるが、ないといえばないというどこにでもいるごくごく“普通”の性格の持ち主だった。
ある日、島子(観月ありさ)の職場に、中国人スタッフを従えて乗り込んできた中国側のマネージャーの男。
日本と中国の両方で仕事をする彼は「中国も日本も関係なく、いい奴もいれば、嫌な奴もいる」という完全中立意見を持っている。
しかし、島子とだけはどうしても毎回意見が合わず対立するばかりで話が先に進まない。
新人のOL。ゆとり世代の象徴的存在である。
日本生まれ日本育ちのクオーターだが何故か日本語がおかしい。
中国人研修生に同じ中国人だと間違えられるほどである。
普段は業務をのんびりとやっている。
島子が勤める会社の総務課長。
上司に嫌われたくないという理由でヘコヘコ頭を下げている人物で、会社にとっては思い通りに動く使いやすい人材だと思われている。
東慶商事に入社してから勤続26年の総務部長。
関西出身のバリバリなキャリアウーマン。使えない部下はバッサリと切り捨てる。
今の目標は本社社長の椅子を奪取すること。
本業は教師の男。中国の学校にボランティアに来た小旗と出会い、そこで日本語を習った。
二人でカンフー道場にいったことがきっかけで大親友になった。
日本に来てからは小旗の基でマネージャーの研修をしている。
来日中は薬膳BARの2階で小旗と一緒に暮らしている。
上海の裕福な家庭に育った女性スタッフ。
気が強く、プライドも高く、思った事をはっきり口にする強硬派。
職場では野呂主任との口論が絶えない。
だが、日本のいいところはすぐに認める素直さも少しある。
中国の農村出身の純朴な女の子。両親は一人娘の彼女を大学に行かせる為に、身を粉にして働いた。そんな両親の愛情に応えようと、死にものぐるいで勉強し、日本語検定１級を取る。
日本企業のアウトソース請負会社に就職し、たった３ヶ月でパソコンのタイピングなど高いスキルを身につけた。まだ日本語を話すのはカタコトだが、日々勉強に励んでいる。
島子の後輩社員。
歌が抜群に上手く、その才能を生かした仕事を夢みていたこともあるが、堅実な商社に就職
する道を選んだ。育ちが良くマイペース。先のことなどまだまだ考えられないでいる。年上の島子からは子供扱いされているが、いつかは島子に認められる男になりたいと思っている。
北京支社勤務を経て、本社に戻って来た。会社の為に家庭も顧みず、身を粉にして働いてきたのに、イエスマンになりきれず出世街道からは外れている。この年でようやく主任。
北京支社で散々中国人に煮え湯を飲まされ、大のアンチ中国となる。
中国人研修生の中でも一番思ったことをすぐ口に出す楊洋とは、犬猿の仲となる。
女子大で漫画研究会に入っていたほど漫画好き。仕事の合間によく漫画やイラストを描いている。赤塚不二夫の大ファン。
仕事は言われたことをそつなくこなすが、自分から積極的に業務を進めることはない。
まだまだ自分探し中だが、特に焦燥感はない。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
