OLにっぽん
[第4話]
10/29放送

島子(観月ありさ)と総務課長・朝比奈(東幹久)の婚約話が課内に一気に広まり、お祝いムード一色に。
ところがそんなある日、琳(タン・ジャースー)と洋(ローラ・チャン)が作った総務課アウトソーシング用のマニュアルにミスが見つかる。
弥生(浅野ゆう子)は、「誰かが中国アウトソーシングの阻止を狙うってマニュアルを改ざんした」と、島子に犯人探しを依頼するが、島子は「総務課にそんな人間はいない」と協力を拒否する。
すると島子は、小旗(阿部サダヲ)に犯人探しを命じた。
総務課が定期的に行う会社員のメールチェック作業を見ていた小旗は、都留(井上芳雄)と営業部長が交わしたメールの「花火」という言葉だった。

そんなある日、総務課全員のパソコンを徹底的に調べるように島子は弥生に命令される。
そこで都留のパソコンを調べてみると、カレンダーの中にマニュアル改ざんが行われた日に「花火」そして、また「花火」という文字が書かれている。
それを見た小旗が「都留君が真っ黒ですね」と言うと、島子は「私から都留君にきちんと確認しますから」と小旗に伝える。

翌日は桜(美波)の引っ越しがあって、島子、都留、大龍(フービン)、洋、琳が手伝いに行く。
島子はみんなのために手作りのお弁当をたくさん用意していた。
島子は料理も上手。引っ越しの合間にみんなでおいしく頂いた。

帰り道、島子は都留に改ざんのことについて聞くと、都留は本部長に頼まれてやったことを自白する。本部長は「日本人の雇用を守るための必要なこと」と言い、「作戦が成功したあかつきには営業部に引き抜く」と都瑠に話したそうだ。
都留の行為を叱る島子。
「辞表を出す」という都瑠を島子は引きとめる。
そして、「二度とこんなことをやらないよう、考えよう」と、都瑠のために真剣に考えはじめた。

予定表に「花火 午後7時」と書いてあった日、都瑠は会社を欠勤する。
島子が午後7時まで残業をしていると小旗がやってくる。
「午後7時を過ぎました。都瑠君、来ませんね」と小旗が話しかけるとオフィスを後にする。
島子も帰ろうとしていると、突然、人影が!
慌てて机の下に隠れると、それは都瑠だった。
都瑠は洋たちのパソコンを立ち上げると、本部長から送られてきたUSBメモリーを差し込んだ。
その時、都瑠の携帯電話が鳴る。本部長からだ。
都瑠は本部長に「計画は実行しません。メモリーは消去します」と言いきると、パソコンからUSBメモリーを抜き出し、床に落として足で踏みつけた。

そして、都瑠は大声で歌を歌いはじめる…それは、心に響く歌声だった。
大学時代、都瑠はミュージカルを目指そうと考えていたのだ。

都瑠の歌を「すごい!素敵だった!」と、拍手する島子。
そんな島子を、都瑠は突然抱きしめる。そして・・・

「朝比奈課長と、結婚しないでください――」

都瑠も島子が好きだったのだ・・・。

その様子を小旗が目撃してしまう…。
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キャスト
神崎島子 / 観月ありさ(みづきありさ)
老舗商社の総務部で働く社員。
能力は優秀でやり手との呼び声も高い。
しかし実際の彼女の性格は、31歳で独身。結婚願望はあるといえばあるが、ないといえばないというどこにでもいるごくごく“普通”の性格の持ち主だった。
小旗健太 / 阿部サダヲ(あべさだを)
ある日、島子(観月ありさ)の職場に、中国人スタッフを従えて乗り込んできた中国側のマネージャーの男。
日本と中国の両方で仕事をする彼は「中国も日本も関係なく、いい奴もいれば、嫌な奴もいる」という完全中立意見を持っている。
しかし、島子とだけはどうしても毎回意見が合わず対立するばかりで話が先に進まない。
矢部桜 / 美波(みなみ)
新人のOL。ゆとり世代の象徴的存在である。
日本生まれ日本育ちのクオーターだが何故か日本語がおかしい。
中国人研修生に同じ中国人だと間違えられるほどである。
普段は業務をのんびりとやっている。
朝比奈国彦 / 東幹久(あずまみきひさ)
島子が勤める会社の総務課長。
上司に嫌われたくないという理由でヘコヘコ頭を下げている人物で、会社にとっては思い通りに動く使いやすい人材だと思われている。
富士田弥生 / 浅野ゆう子(あさのゆうこ)
東慶商事に入社してから勤続26年の総務部長。
関西出身のバリバリなキャリアウーマン。使えない部下はバッサリと切り捨てる。
今の目標は本社社長の椅子を奪取すること。
李大龍 / フービン(ふーびん)
本業は教師の男。中国の学校にボランティアに来た小旗と出会い、そこで日本語を習った。
二人でカンフー道場にいったことがきっかけで大親友になった。
日本に来てからは小旗の基でマネージャーの研修をしている。
来日中は薬膳BARの2階で小旗と一緒に暮らしている。
楊洋 / ローラ・チャン(ろーらちゃん)
上海の裕福な家庭に育った女性スタッフ。
気が強く、プライドも高く、思った事をはっきり口にする強硬派。
職場では野呂主任との口論が絶えない。
だが、日本のいいところはすぐに認める素直さも少しある。
張琳 / タン・チャースー(たんちゃーすー)
中国の農村出身の純朴な女の子。両親は一人娘の彼女を大学に行かせる為に、身を粉にして働いた。そんな両親の愛情に応えようと、死にものぐるいで勉強し、日本語検定1級を取る。
日本企業のアウトソース請負会社に就職し、たった3ヶ月でパソコンのタイピングなど高いスキルを身につけた。まだ日本語を話すのはカタコトだが、日々勉強に励んでいる。
都留康介 / 井上芳雄(いのうえよしお)
島子の後輩社員。
歌が抜群に上手く、その才能を生かした仕事を夢みていたこともあるが、堅実な商社に就職
する道を選んだ。育ちが良くマイペース。先のことなどまだまだ考えられないでいる。年上の島子からは子供扱いされているが、いつかは島子に認められる男になりたいと思っている。
野呂昭和 / モロ師岡(もろしおか)
北京支社勤務を経て、本社に戻って来た。会社の為に家庭も顧みず、身を粉にして働いてきたのに、イエスマンになりきれず出世街道からは外れている。この年でようやく主任。
北京支社で散々中国人に煮え湯を飲まされ、大のアンチ中国となる。
中国人研修生の中でも一番思ったことをすぐ口に出す楊洋とは、犬猿の仲となる。
木村紅葉 / 前田知恵(まえだちえ)
女子大で漫画研究会に入っていたほど漫画好き。仕事の合間によく漫画やイラストを描いている。赤塚不二夫の大ファン。
仕事は言われたことをそつなくこなすが、自分から積極的に業務を進めることはない。
まだまだ自分探し中だが、特に焦燥感はない。
萬里 / 皆川猿時(みながわさるとき)


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