OLにっぽん
[第5話]
11/05放送

昨晩、都留くん(井上芳雄)から思わぬ告白を受けた島子(観月ありさ)は出勤する途中、カフェで落ちこむ小旗(阿部サダヲ)を発見する。
いつもの仕返しとばかりに小旗をからかう島子。
そんな島子に小旗は「昨晩、変なものを見てしまった…」と逆襲する。

出勤早々、島子は弥生(浅野ゆう子)に、社史編纂室の山村(鈴木浩介)を呼ぶよう指示される。山村は島子の同期入社の社員だ。
昨晩、山村(鈴木浩介)は繁華街のクラブで酔っぱらい、中国人のホステスを殴ったと、店のオーナーから東慶商事に300万円の慰謝料を要求する電話があったのだという。
当の山村はすっかり酔いつぶれていてまるっきり覚えていない。
問題が明らかになるまで、山村を別室に隔離し、見張りを立てることになった。

弥生の指示でクラブに事情を聞きに行く島子と朝比奈(東幹久)だったが、オーナーは殴ったホステス“メイメイ”との面会を拒否した。

全社員に対し、「マスコミの取材に一切応じないように」と島子は緊急メールを送信する。ところが、洋(ローラ・チャン)と琳(タン・ジャー・スー)が記者のインタビューに無断で答えてしまい、マスコミが大挙して押しかけ大問題になる。

「これは責任問題ですよ」弥生は小旗を怒るが島子と洋、琳、小旗たちが謝罪することで弥生の怒りは収まったが、会社には問い合わせの電話が殺到する。

そんな夜、電話ボックスの前でたまたま洋と琳と桜(美波)が“メイメイ”と遭遇。
メイメイが山村に殴られた女性だと知ると、洋たち3人は山村のかわりに“東慶商事の社員”として必死に許してくれるよう、メイメイに何度も頭を下げた。

一方、山村の監視のためオフィスに泊まり込む島子と小旗は大喧嘩になってしまう。
ただならぬ状態に困った山村が島子の携帯を使って朝比奈を呼び、その場は収拾するが、小旗は肩をガックリと落としてオフィスを後にする…。
落ちこんだ小旗の様子を見た島子は「言ってはいけないことを言ってしまった」と後悔する。

翌朝、大龍(フービン)が小旗を探して朝早く出勤した。
島子は大龍に「昨晩、小旗と大喧嘩をして傷つけてしまった」と打ち明ける。
すると大龍は「中国ではケンカをしないと仲良くなれない」と言い、島子を慰めた。

そんな2人の会話を朝比奈は静かに聞いていた。

翌朝、いよいよ会社への抗議が激しくなりマスコミも大勢押し寄せたため、弥生は記者会見を開いて謝ることを決意する。
弥生が総務課を出ようとした時、桜、洋、琳と一緒に山村に殴られたらしいメイメイが現れた。
じつは山村はメイメイを殴っておらず、これはすべてはクラブのオーナーの悪巧みだった。
メイメイは山村に謝罪するために東慶商事にわざわざ来たのだ。
そして社員証を山村に返し、騙したことを謝る――。

表玄関で弥生がマスコミ陣を蹴散らしている間に、メイメイたちは裏口からそっと会社を出る。
そんなメイメイは「山村さんの中国人の友人にもお礼を言いたい」と言い出す。
その中国人は「日本で働きたければ正直にならなければならない」とミンミンを諭す。、激怒するオーナーら店を相手にひとりで戦って、山村の社員証も取り戻したそうだ。
その話を聞いた島子は、中国人=小旗だと気づく。

顔中傷だらけの小旗が出勤してきた。
島子は小旗に礼を言うと、あらためて宣戦布告をするのだった…。

――中国では、ケンカをしないと仲良くなれません

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キャスト
神崎島子 / 観月ありさ(みづきありさ)
老舗商社の総務部で働く社員。
能力は優秀でやり手との呼び声も高い。
しかし実際の彼女の性格は、31歳で独身。結婚願望はあるといえばあるが、ないといえばないというどこにでもいるごくごく“普通”の性格の持ち主だった。
小旗健太 / 阿部サダヲ(あべさだを)
ある日、島子(観月ありさ)の職場に、中国人スタッフを従えて乗り込んできた中国側のマネージャーの男。
日本と中国の両方で仕事をする彼は「中国も日本も関係なく、いい奴もいれば、嫌な奴もいる」という完全中立意見を持っている。
しかし、島子とだけはどうしても毎回意見が合わず対立するばかりで話が先に進まない。
矢部桜 / 美波(みなみ)
新人のOL。ゆとり世代の象徴的存在である。
日本生まれ日本育ちのクオーターだが何故か日本語がおかしい。
中国人研修生に同じ中国人だと間違えられるほどである。
普段は業務をのんびりとやっている。
朝比奈国彦 / 東幹久(あずまみきひさ)
島子が勤める会社の総務課長。
上司に嫌われたくないという理由でヘコヘコ頭を下げている人物で、会社にとっては思い通りに動く使いやすい人材だと思われている。
富士田弥生 / 浅野ゆう子(あさのゆうこ)
東慶商事に入社してから勤続26年の総務部長。
関西出身のバリバリなキャリアウーマン。使えない部下はバッサリと切り捨てる。
今の目標は本社社長の椅子を奪取すること。
李大龍 / フービン(ふーびん)
本業は教師の男。中国の学校にボランティアに来た小旗と出会い、そこで日本語を習った。
二人でカンフー道場にいったことがきっかけで大親友になった。
日本に来てからは小旗の基でマネージャーの研修をしている。
来日中は薬膳BARの2階で小旗と一緒に暮らしている。
楊洋 / ローラ・チャン(ろーらちゃん)
上海の裕福な家庭に育った女性スタッフ。
気が強く、プライドも高く、思った事をはっきり口にする強硬派。
職場では野呂主任との口論が絶えない。
だが、日本のいいところはすぐに認める素直さも少しある。
張琳 / タン・チャースー(たんちゃーすー)
中国の農村出身の純朴な女の子。両親は一人娘の彼女を大学に行かせる為に、身を粉にして働いた。そんな両親の愛情に応えようと、死にものぐるいで勉強し、日本語検定1級を取る。
日本企業のアウトソース請負会社に就職し、たった3ヶ月でパソコンのタイピングなど高いスキルを身につけた。まだ日本語を話すのはカタコトだが、日々勉強に励んでいる。
都留康介 / 井上芳雄(いのうえよしお)
島子の後輩社員。
歌が抜群に上手く、その才能を生かした仕事を夢みていたこともあるが、堅実な商社に就職
する道を選んだ。育ちが良くマイペース。先のことなどまだまだ考えられないでいる。年上の島子からは子供扱いされているが、いつかは島子に認められる男になりたいと思っている。
野呂昭和 / モロ師岡(もろしおか)
北京支社勤務を経て、本社に戻って来た。会社の為に家庭も顧みず、身を粉にして働いてきたのに、イエスマンになりきれず出世街道からは外れている。この年でようやく主任。
北京支社で散々中国人に煮え湯を飲まされ、大のアンチ中国となる。
中国人研修生の中でも一番思ったことをすぐ口に出す楊洋とは、犬猿の仲となる。
木村紅葉 / 前田知恵(まえだちえ)
女子大で漫画研究会に入っていたほど漫画好き。仕事の合間によく漫画やイラストを描いている。赤塚不二夫の大ファン。
仕事は言われたことをそつなくこなすが、自分から積極的に業務を進めることはない。
まだまだ自分探し中だが、特に焦燥感はない。
萬里 / 皆川猿時(みながわさるとき)


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