リーガル・ハイ
[第5話]
05/15放送

古美門(堺雅人)は、収賄罪で実刑判決を受けた政治家・富樫(江守徹)の弁護を引き受ける。
富樫が抱える最強の弁護士軍団でさえも、控訴しても勝てないというほどの案件だった。

秘書の浅井(藤井宏之)が収賄の証拠を残して自殺。
ほかの秘書たちも次々と口を割り、富樫に有罪判決が下っていたのだ。

さすがの古美門も即決できず、控訴期日までの1週間考えさせてほしいと告げた。

古美門はこれまで何度も富樫を有罪にできなかった検察が、今回はなぜこんな順調に有罪判決を得たのか疑問に抱く。
特捜部の辰巳(津田寛治)に接触して証拠はねつ造ではないかと追及するが、当然否定される。

控訴期限は迫り、古美門は依頼を引き受けざるを得ない状態に。
真知子(新垣結衣)に家政婦として富樫家に入り込んで情報収集しろと命じる。
真知子は同じく家政婦の吉岡(春木みさよ)らに接触を試みた。

一方、蘭丸(田口淳之介)は辰巳が通う散髪屋で店員として働き始める。
すると、三木(生瀬勝久)が辰巳に、あの情報を持ってきたのは自分の秘書だと言っていた。
蘭丸は沢地(小池栄子)を尾行するが、古美門のスパイだとバレ、情報を仕入れることもできなかった。

古美門は三木が検察に情報をリークしたのは、裏取引だろうと言う。
三木のクライアントの代議士・伊勢の焼き献金疑惑をもみ消させるためだと言う。

翌日、古美門は富樫の秘書の江藤(河野洋一郎)に会い、政敵の伊勢と繋がっているのかと追及。
真知子は家政婦から、江藤が伊勢と携帯井手は成しているのを見たという情報を得ていた。

すると、江藤は富樫のもとを去り、伊勢の秘書になることを認めた。
だが、江藤は検察にリークできるほどの情報は持ってないようだった。

そんな中、真知子のジャケットから、レストランのメンバーズカードが出てきた。
吉岡と食事に行った際に、間違えて持ち帰ってしまったらしい。
しかも、そのレストランは沢地が蘭丸を連れていった店だった。

古美門は真知子とともに、吉岡を呼び出す。
吉岡は実は浅井と交際していた。
計算の苦手な浅井のため、吉岡が代わりに帳簿を付けていたという。

吉岡は辰巳から、自殺させられた浅井の敵を討たないかと言われて、収賄の証拠を差し出したのだ。
だが、古美門は三木や沢地に利用されているだけだと言い、吉岡に証言を頼む。

古美門は辰巳に、証拠の違法収集が明らかになったと告げる。
だが、辰巳は動じず、控訴審で戦おうと言うのだった。

その夜、古美門が控訴趣意書を作成していると、富樫から電話が入る。
控訴はせず、実刑判決を受け入れるというのだ。
賢明な判断だと言う古美門に、富樫は検察の弱みを握ったから、これはいずれ使うと不敵に笑った。
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キャスト
古美門研介 / 堺雅人(さかいまさと)
偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家…と揃・・・
黛真知子 / 新垣結衣(あらがきゆい)
猛勉強を経て司法試験に合格した女性弁護士・・・
三木長一郎 / 生瀬勝久(なませかつひさ)
大手法律事務所の所長。かつて検事のエース・・・
沢地君江 / 小池栄子(こいけえいこ)
三木の秘書。三木の手先として、事あるごと・・・

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