リーガル・ハイ
[第8話]
06/05放送

古美門(堺雅人)や真知子(新垣結衣)は天才子役・安永メイ(吉田里琴)が出演するドラマを見ていた。
純粋に感動する真知子に対して、古美門は相変わらずクールで批判的。

その頃、メイは母親で事務所社長の留美子(小沢真珠)の留守中、部屋に大学生の男たちを呼んでいた。
彼らを待つ間、ビールを飲んでいたメイは急性アルコール中毒で病院に運ばれてしまう。

メイは留美子やマネジャーの梶原(おかやまはじめ)の目を盗んで、病室から脱出。
ホテルのスイートに身を隠して、古美門や真知子に連絡を入れる。
留美子の親権を剥奪して、自分と縁を切ってほしいというのだ。
真知子は反対するが、古美門はその依頼を引き受ける。

一方、留美子は三木(生瀬勝久)を弁護士として付けた。
古美門との話し合いの席上、三木は弁護士の古美門清蔵(中村敦夫)を呼び出す。
古美門と絶縁している父親だった。
清蔵から厳しいしつけを受けてきた古美門は、メイを自分に重ねるように戦いを挑む。

メイは赤ちゃんの頃からモデルとして働かされ、小学校にも満足に通えていなかった。
留美子も女優をしていたことがあり、自分が果たせなかった夢をメイに賭けているのだ。
留美子はメイに稼がせた金でホストに入れ込んだり、とやりたい放題。
メイもスタイリストと付き合っていたが、彼を狙っていた留美子に別れさせられていた。
二人は母娘とは思えない舌戦を繰り広げる。

古美門は梶原に、メイに付いた方が得だと言って、留美子が不利になる証言を依頼。
だが、梶原には先に三木の手が回っていた。
しかも、留美子は梶原に結婚をちらつかせ、自分の味方にしようとする。

次の裁判で、梶原は留美子側についた証言をして、メイは形勢不利に。
だが、古美門は蘭丸(田口淳之介)をホストクラブに潜入させ、留美子の映像を撮らせていた。
その中で、留美子は前祝いだと言って散財。梶原との結婚もあり得ないと言っていた。

最終審問が近づき、メイも留美子もそれぞれ用意された台本を覚えていた。
だが、古美門は突然、台本を破り捨て、メイに自分の言葉で話せと命じるのだった。
その頃、留美子は精神状態が悪くなり、リストカットをしていた。

当日、証言をためらうメイに代わって、古美門が話し始める。
留美子はこれまでにも自殺未遂の経験があった。
急に人気の出たメイへのバッシング、ライバルである子役女優の台頭など、心労が重なり自傷行為に走っていたのだ。
自分に依存する結果だと考えたメイは、留美子を更生させようと縁を切ることを考えたのだ。
更生したら、また一緒に暮らしたいと言うメイの言葉に、留美子は何も言えない。

メイは主張を認められ、ロンドンにいる父親の姉のもとへ行くことになった。
古美門はシェイクスピアの国で、存分に演技を学んで来いと言って送り出す。

その頃、清蔵は服部(里見浩太朗)から電話を受けていた。服部には何やら秘密があるようだ。
一方、三木は次の案件に向けて、動き出していた。
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キャスト
古美門研介 / 堺雅人(さかいまさと)
偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家…と揃・・・
黛真知子 / 新垣結衣(あらがきゆい)
猛勉強を経て司法試験に合格した女性弁護士・・・
三木長一郎 / 生瀬勝久(なませかつひさ)
大手法律事務所の所長。かつて検事のエース・・・
沢地君江 / 小池栄子(こいけえいこ)
三木の秘書。三木の手先として、事あるごと・・・

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