祝･ワールドカップ出場決定!! 会見後の選手コメント

中村俊輔（セルティック）のコメント

「（岡田監督の掲げるW杯について）
ベスト4は目標というか、希望というか。
高い目標だからこそ、みんなついていこうと思うかもしれないし、
選手が何をしなきゃいけないかを考えなさいっていうことだと思う。

（W杯予選の残り2試合に関して）
相手を倒して得ることは少ないかもしれないけど、
自分たちのサッカーの確認は必要。
松井のように力がある選手でもベンチに入れなかったりするわけだから、
呼ばれていない選手にもチャンスがあるかもしれない。」

長谷部誠（ボルフスブルク）のコメント

「昨日の試合は、
センターバックの2人が良かった。
相手はロングボールが多かったけど、ほとんど跳ね返していた。
（審判の判定について）あれがW杯予選。
アジアで戦い抜くのは簡単じゃない。
でも、試合に勝ってW杯出場を決められたことについては、
自信を持っていいと思う。
これからの1年は個々の部分を伸ばしていかないと。
フィジカルとかテクニックだったり、
この1年でさらに高いレベルに行けるように。

（個人としては）ブンデスリーガだけじゃなくて、
チャンピオンズリーグにも出られるかもしれないし、
自分のレベルを少しでも上げて、
チームでポジションを勝ち取らないと。」

内田篤人（鹿島アントラーズ）のコメント
※ウズベキスタン戦は体調不良のため欠場

「（ウズベキスタン戦に欠場して）1試合、無駄にしたかな。
もちろん出たかったけど、これまで予選には出させてもらっているし。
体調はもう大丈夫。今日の練習もやるから。
昨日の試合は、
最後の20分はピンチの連続でドキドキしてた。
相手はホームで負けられない試合だったから。

（カタールは）アウエーでは点を取って勝てたけど、
ガチガチにやってくるし、技術もある。速いしね。
今度はどうなるか分からない。
でも、やっぱりW杯に向けて勝たないと。
岡田監督も言っていたけど、
今まではW杯ベスト4と言いながら出場することを考えていた。
でも、これからは本当にベスト4しかないからね。
スタートになるカタール戦でこけたくない。

（岡崎の得点について）よく取った。
何でそこまでダイビングヘッドなんだっていうくらい、
こだわっているみたいだけど（笑）。」

本田圭佑（VVVフェンロ）のコメント

「自分の実力はまだまだこんなもんじゃないので、
昨日のプレーは情けない。
ここまで苦しんできたので。
オランダでやってきたことをもっともっと出したい。
ゴールに直結するような、結果につながるプレーをしたいです。
W杯まであと1年あるのでレベルアップしたい。」

中村憲剛（川崎フロンターレ）のコメント

「（ウズベキスタン戦を振り返って）
1点取った後は、かなり向こうも捨て身というか、
なりふり構わず来た。
こっちがプレスをかけても、セカンドボールを拾ってきた。
そこに対しての対応ができなかったので、厳しい試合になった。
きれいな試合じゃなかったけど、体を張って守り、
勝って本戦出場を決められたのは、
昨日の試合に関しては意味があったと思う。
昨日はチームのタフさが問われた。
その中でみんなが冷静になって戦って、
1-0という結果を持って帰ってこられたというのは、
違った意味での成長を感じられた。

1年後に向けてまた競争があるので頑張りたい。
個人的にはトップ下というポジションで、
見つけたものも多いけど、その分課題もまだまだ多い。
もっともっとやれば良くなると思う。
キリンカップの2試合と昨日の試合は良い経験になった。
これを次につなげなきゃいけない、
身にしていかなきゃいけないと思っている。」

中澤佑二（横浜Ｆ・マリノス）のコメント

「（W杯出場決定は）うれしさよりも、安堵感の方が強い。
（最終予選は）あと2試合あるのでまだまだ。
毎試合カウンターは食らうけど、
ゴール前のところで食い止めるためのポジショニングとか、
判断が大切になる。
何でもないところで取られると危ない。
だから、何でもないところのカウンターを、
試合中は集中して守らなければいけない。
（昨日の試合では）取られたら追うという状況判断がまだまだだった。
ゆっくりボールを回すのか、逆サイドにボールを出すのか、
全体が前目に行ってしまった部分もある。

（今後の課題）監督も言っているけど、
フィジカル面や技術面のレベルアップ。
あとは判断の早さ。ゲームの中での状況判断を早くして、
それこそ0コンマ何秒の中での、判断をしっかりしていきたい。
早い判断ができることで、流れが変わる場面もあるので。」

大久保嘉人（ボルフスブルク）のコメント

「（ウズベキスタン戦の主審の判定について）
初めてですね、ひどかった。
始まってすぐに注意されていたので、「これはダメだ」と思った。
ガツンといったら、レッドが出るかも知れないし、
イエローは絶対にもらうなと思っていた。」

長友佑都（FC東京）のコメント

「（W杯出場が決まって）うれしいです。
まだまだ自分がチームの中心という感じではないので、
しっかりしていかないと、と思う。
気持ちとしては自分が中心選手だというのはありますけど、
もっともっとチームに貢献しないといけない。

（最終予選の残り2試合は）もちろん勝つつもりでいきます。
試合では常に得点を狙い、貪欲にプレーしていきたいです。」

楢崎正剛（名古屋グランパス）のコメント

「（W杯に向けての課題）
全体的にレベルアップすることですね。
喜びに浸るという感じではないです。
僕らの最大の目標はW杯に出場することではないので。
もちろん、厳しい予選を勝ち抜いたという安堵感はありますけど、
監督も言っている通り、ここからがスタートラインだと思っています。
チームの誰一人として満足している選手はいないと思います。」

それぞれの選手が新たな思いを胸に、
W杯ベスト4に向けスタートを切った。
ほっとしている暇はない、頑張れ岡田ジャパン!!

(2009年6月8日)

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