AKB48総選挙で"いわく付き"となった松井珠理奈の大逆転劇は今年もある!?
いよいよ6月9日に最終結果が発表される「AKB48 22thシングル選抜総選挙」。
今年は前年度と異なり、速報/中間/最終 のうち中間発表が無く、5月25日の結果速報後丸二週間の投票期間を経て最終の順位発表を迎える。
となると、過去にも増してサプライズが起こる可能性が高く、最後の最後までどのような結末が待ち受けているのか予想がつきにくい。

2010年に開催された「AKB48 17thシングル選抜総選挙」でも、2位につけていた大島優子が最終発表で大逆転。見事前田敦子に代わり1位の座を獲得したことは鮮明に記憶に刻まれているはず。
もう一つサプライズとして、文字通り"ごぼう抜き"をしてみせたのが、SKE48松井珠理奈だ。

速報で18位、中間で15位とメディア選抜入りへの雲行き怪しく、同じSKE48松井玲奈にも大きく差をつけられた状況で迎えた開票日、松井珠理奈は順位を5つ上げ12,168票を獲得。
高城亜樹峯岸みなみ小野恵令奈といった有力メンバーを抜き去っただけでなく、松井玲奈にも84票差で辛くも勝利。
"W松井"が揃って選抜入りを果たしたのだった。

注目が集まったのは票数の伸び割合。中間発表から最終発表までの間に加わった票数を総獲得票数で割り算しパーセンテージで表すと、順位一桁のメンバーが30%〜40&台を推移する中、松井珠理奈は実に66%(4,091→12,168)とブッチギリで票数が約3倍に伸びていることが分かる。

あまりの急上昇ぶりに、ネット上では開票イベントを同時中継していた神奈川県川崎、千葉県流山の映画館で大ブーイングが発生、松井珠理奈ファンアンチが暴動を起こし流血沙汰になったというデマまで流れた。
同件については、2009年、第1回目の総選挙彼女が中間発表14位だったにもかかわらず最終発表で19位に落ちた結果を踏まえ、熱狂的ファンが中間発表後に大量票を投じたとする説が有力。

中間から順位を落とした松井玲奈も伸び率47%(6,419→12,082)とかなり高い数値ではあったが、いずれにしても松井珠理奈の66%という驚異の"ごぼう抜き"劇に違和感を覚えた人は少なからずいたようだ。

「22thシングル選抜総選挙速報でも16位(2,843票)に甘んじている彼女だが、ファンにとってはむしろ予想通りで前年以上のサプライズ演出への準備は整っているのかもしれない。
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