吉木りさが｢ダウンタウンDX｣で掟破りのBLトーク! 腐女子から批判殺到!

イエローキャブ軍団を中心とした巨乳ブームや､南明奈･優木まおみ･佐々木希らが牽引したスレンダーブームと移り変わりが激しいグラビア界｡
2010年はAKB48が"国民的アイドル"へと成長して､グループ･メンバー個人合わせて多くの表紙を飾り､実に年間で100冊以上(同一誌複数含む)登場｡グラビアアイドル達の本業を見事に奪ってみせた｡

そして2011年､AKB48の人気は衰えを知らず､書店へ行けばほぼ毎週何かしらの雑誌にAKB48が登場する程引っ張りだこな傍ら､グラビアアイドル界は一人の女性がずば抜けた活躍を見せている｡
彼女こそ､2月にAmazonのグラビアDVD売上ランキングで1～4位を独占した､吉木りさだ｡

体型はスレンダーの部類に属しながら､着エロに匹敵する露出度ギリギリで見せるエロスは､底しれぬ妖艶さを放つ｡
昨年放送されたテレビ朝日系『ドスペ2 顔面研究バラエティーお顔学会』では日本タレント名鑑に掲載される人物の中で"最も美人な顔"に選ばれており､今グラビア界を彼女を中心に動いているといって過言ではない｡

吉木りさといえば､趣味の一つにBL漫画(ボーイズ･ラブ)読書が挙げられる｡
中学生時代は漫画家を目指し､芸能界入り後もレギュラー出演していたフジテレビ系『キャンパスナイトフジ』でBLを熱弁するコーナーを設け魅力を語り続けるぐらい､BLをどっぷり愛しているという｡
初出演となった9月8日の日本テレビ系『ダウンタウンDX』でも得意のBLトークを炸裂させた｡

｢二人組の男性を見ると『この二人だったらどんな恋愛をするのかな』と妄想していて､なのでこの中だとダウンタウンのお二人とか想像しやすいんですけど｡｣
そしてその流れで､吉木りさは浜田雅功と松本人志がどんな恋愛を繰り広げるのか､長々と語り始めた｡

｢もしダウンタウンの二人がボーイズ･ラブと仮定すると､松本さんは絶対十何年間ずっと幼馴染の頃から浜田さんのことが大好きでいるんですよ! んでついに､浜田さんにこの想いを伝える時が来るんですよ! ダウンタウンDXの収録現場で､ある女性タレントが浜田さんのことが大好きで､猛烈アピールをしてくるんですよ､それを聞いている松本さんは『俺の方が好きなのにー』とどんどんジェラシーが溜まっていくんですよ! それでストレスが沸点に達した時に浜田さんに言ってしまうんですよ､『俺の方が好きやもん!!』って｡それでスタジオがシーンとなってしまうんです｡浜田さんがすかさず『何でやねん!』ってツッコンで爆笑になるんですけど､トイレ休憩で浜田さんがトイレに行った時松本さんがついて行って『さっき言ったこと､本気にしとらんやろ!』って言って浜田さんが『何言うてんの?』って言ったところで腕をガッと掴んで引き寄せてブチューって｡｣

勝手に恋愛妄想劇の題材にされたダウンタウンは､最後松本人志が｢ありえるかも!｣ときっちりボケてオトしていたが､笑いで済まされなかったのは普段からBLを愛読する腐女子｡

BLの世界には､いわゆる"ナマモノ"と呼ばれる､実在する人物同士を取り上げたジャンルがある｡
例えばダウンタウンの二人を主人公にしたなら､浜田雅功と松本人志という二人の男性が恋に落ちる様を描いた漫画が販売されているわけだ｡

肖像権･パブリシティ権という､簡潔に言えば自分の姿･画像を他人に使わせず､タレントという商売道具や名前そものの利用を専有する権利が存在するため､実在する有名人を漫画の題材にすることは､法律違反と言えなくもない､非常にグレーゾーン｡

漫画制作者は題材にした人物に万が一不快感を与えないよう､とても気を遣っており､購読層である腐女子も分かり合える者同士隠れて､公の場ではそういった話をしないのが暗黙の了解となっていた｡
吉木りさがテレビ番組のゴールデンタイムでナマモノの存在を公にしたことで､BLのイメージが悪くなったどころか､漫画家たちが権利違反で罰せられる可能性すら高くなるわけである｡

｢芸人さんのボーイズ･ラブの漫画は本当に多いので､ダウンタウンのお二人は大人気ですね!｣
番組内で彼女が発したこの一言が､BLファンから総バッシングを喰らう決定打となった｡
ダウンタウンは自らがボーイズ･ラブのネタに扱われて特別不愉快には思っていなかったようだが､"お二人は大人気＝頻繁に題材に使われている"ということ｡
それこそ吉本興業が一斉摘発に乗り出せば､多数のBL雑誌が廃刊に追い込まれるかもしれない｡

単純に一つの趣味として話したトークには､見えないところでとんでもない危険性を秘めていた｡

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