ギルティ　悪魔と契約した女第11話あらすじ完全版

ギルティ　悪魔と契約した女

[第11話]

12/21放送

芽衣子（菅野美穂）は三沢法務副大臣（津嘉山正種）の息子・準（柏原収史）に、堂島（唐沢寿明）の原稿を対立候補に渡すと脅迫。
だが、ある条件を飲めば、許してやってもいいと告げる。

一方、三沢は不正な金の流れが発覚しそうになっていた。
それをごまかすため、三沢は準にしばらく海外に潜伏するよう命じる。
全てを準の責任にして、逃れようというのだ。
15年前に殺人罪になったと思えば何でもないと言う三沢を、準は憎しみの目で見つめる。

その頃、拓朗（玉木宏）は週刊誌の記者から堂島のデジカメを受け取っていた。
そこには、事件の黒幕は三沢と準だと、堂島からのメッセージが録画されていた。

拓朗が三沢の自宅を訪れると、準の車から芽衣子が降りてきた。
彼女は準に今後の生活を保障してもらうことを条件に、和解したというのだ。

芽衣子は準に、真島に邪魔されないうちに、計画を実行するようにと命じる。
準は分かっていると言い、15年前に桜葉館学園から盗んだ青酸カリを見せた。

警察に戻った拓朗は三沢たちのことを門倉（RIKIYA）に告げ、彼らを逮捕するよう頭を下げる。
門倉は三沢の自宅を警備したことがあると言い、全ての出入り口に刑事を張り込ませた。

準は三沢に、不正については自分がかぶると告げた。
そして、乾杯をしようとワイングラスを差し出す。
だが、三沢は準が毒を仕込んだと察知し、棚からブランデーを取り出して飲む。
すると、三沢は苦しみ出して息絶えた。
三沢が自分を信じていないと察知していた準は、ブランデーに毒を仕込んでおいたのだ。

そこに芽衣子が入ってきて、自殺なのだから警察に通報するようにと告げる。

その後、芽衣子は堂島の原稿のデータを渡すと言って、準と桜葉館学園の理科室で待ち合わせる。
準は芽衣子に銃を向け、これで事件の真相を知る者はいなくなると告げた。
だが、芽衣子は理科室の薬品を突きつけ、発砲すれば部屋ごと吹き飛ぶと不敵に笑うのだった。

芽衣子は、どうして15年前の事件を起こしたのかと準に尋ねる。
準は自分がどれだけの人間を動かせるか知りたかったのだと答えた。
そんな準に、芽衣子はUSBメモリを見せ、自分の力で奪ってみろと告げる。

裏庭に逃げた芽衣子を追った準は、彼女が仕掛けた落とし穴に落ちる。
必死で助けを乞う準の声を無視して、芽衣子はその穴に消火栓から大量の水を流し込んだ。

全ての復讐を終えた芽衣子は、その場で自らの首を切って死のうとする。
だが、そこに真島が現れ、いつまでも待っているから生きて償えと言って止める。

拓朗に連行された芽衣子の前に、琴美（横山めぐみ）が現れた。
琴美は15年前の事件の発端は自分だったと、土下座して芽衣子に謝る。

当時、琴美の母親は三沢と婚約していた。
だが、三沢は政治のために、琴美の母を捨てて、別の女性と結婚。
その時、母親は既に琴美を身ごもっていたのだ。

琴美は三沢に復讐するため、準に接近。
自分の力で何ができるのかやってみろと挑発し、事件が起きてしまったのだ。

それを聞いた芽衣子はその場に泣き崩れる。

拓朗は芽衣子を連行する途中、彼女の母親・千津（岩本多代）のいる施設に寄る。
会ってこいと言われて、手錠を外された芽衣子は隙を見て逃走。

逃げた彼女は隠し持っていた毒を飲む。
そこに駆けつけた真島は「愛してる」と言って息絶える芽衣子に口づけをした。

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