LOVE GAME第6話あらすじ完全版

LOVE GAME

[第6話]

05/29放送

今回のターゲットはホームレスの女・寺地淳子（青山倫子）。
ダンボールの家で寝泊りして食べ物を探して徘徊する淳子は、誰も近寄らないほど薄汚れている。

『LOVE GAME』のディーラー・氷室冴（釈由美子）は淳子に「1週間以内に、ホームレスの自分にプロポーズさせたら1億円」というゲームを持ちかける。汚い身なりをしている淳子だったが、イベントコンパニオンとして周囲にチヤホヤされていた過去があった。「１億円で新たな人生を歩んだら…」氷室の言葉に淳子はゲームに参加することを承諾する。

ベンチに座って、街を歩く人を眺めていた淳子は、ちょっと気弱で純朴そうな青年・長沼（竹財輝之助）に目が止まる。淳子は長沼の後をつけた。

長沼は小さな工場で働いていた。その大人しくて少し暗い性格から、職場の仲間からは相手にされず、いつも孤独な様子だ。

淳子は長沼が暮らす古いアパートの前で彼が帰ってくるタイミングを見計らって、道端に倒れこんだ。淳子を見つけた長沼は自宅へ連れて帰り、おかゆとお風呂、寝床を与えて優しく接する。

一方、街中では男が淳子の過去の写真を頼りに、彼女の居場所を探していた。

翌朝、「仕事が終わったら一緒に夕食を食べよう」と長沼に言われて淳子は頷くが、長沼が部屋から出て行くと、室内を物色し、家に置いてあった現金を持って部屋を出て行くが、途中、淳子の不注意で自転車と接触して相手に怒鳴られると、淳子は自分の過去を思い出し悲鳴をあげる。

結局、淳子は長沼に戻る。長沼のお金を元に戻し、部屋を掃除して長沼を待つ。
長沼は淳子に惹かれていった。そしてそんな純朴な長沼に淳子も惹かれていく。

長沼は安月給のなか、貯めていたお金で淳子に服をプレゼントする。服を着替えた淳子はとてもキレイだった。

工場が休みの日、淳子と長沼は街を散歩する。一緒に働いている工場の人達がたまたま目撃をしてとても驚くほど、羨ましいほどお似合いなカップルに見える２人。

ある日、長沼は淳子にプロポーズする。長沼が「結婚しよう」と言おうとしたとき、淳子は長沼の口をふさいで「ダメ」と激しく拒絶する。その顔は悲しみに溢れていた。

長沼は諦めなかった。しかし、長沼が仕事帰りに「結婚指輪」を用意して帰宅すると、淳子は部屋におらず、長沼がプレゼントした洋服がきれいに畳まれて置いてあった。

そんな中、工場に淳子の写真を持った男が「この女を知らないか」と訪ねてきた。工員の一人が「うちで働いている人と一緒にいるところを見たことがある」とその男に話す。

長沼は淳子を見つけて名前を呼ぶと、彼女は逃げ出した…。長沼は、必死で淳子を呼びとめて話をしようとした。その時、長沼は背後から刃物で刺されてしまう。

「違う！この人は違うの!!」必死で叫ぶ淳子。長沼を刺した男は、ナイフをその場に捨てて立ち去った…。

昔、淳子はイベントコンパニオンをしていた。そこで彼女はストーカーに執拗につきまとわられた。ストーカーは淳子に危害を加えることはなかったが、彼女と交際する相手を次々と殺害するという歪んだ愛情を持っていた。

後日、警察が淳子に長沼が一命を取りとめたことを伝える…。

ダンボールハウスでぼーっとしていると、氷室が現われた。「あなたと長沼さんの愛を足せば、呪われた愛に勝てるんじゃないかしら…」氷室の言葉を聞いた淳子は長沼の入院している病院に見舞いに行く。

「巻き添えにしてしまってごめんなさい！」謝罪をして病室を出ようとする淳子に、長沼は「僕が淳子さんを守る」と言い切ると、再び、プロポーズをする…。

長沼の言葉に、淳子は「呪われた愛」に立ち向かうことを決意した…。

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