LOVE GAME第8話あらすじ完全版

LOVE GAME

[第8話]

06/11放送

今回のターゲットは尾崎秀勝(石垣佑磨)。ラブゲームのディーラー・氷室（釈由美子）が彼に用意したゲームは「1週間以内に恋人を他の男に抱かせ、よりを戻せたら1億円」だ。

秀勝には阿由葉(木下あゆ美)という婚約者がいた。ひょんなきっかけで出会った阿由葉は、高学歴で家柄もいい、所謂、お嬢様だった。
そんな阿由葉に合わせるために、秀勝はいろいろなことを偽っていた。彼女には、自分も高学歴で、一流の企業に勤めており、高収入を得ていると嘘を言ってつきあっているのだ。
それを装うために秀勝は借金までしている…。

そんな秀勝に氷室は「貴方は彼女の浮気を許し、彼女は貴方の嘘を許す――それこそ“等価交換”ではないですか？」と挑発する。
「１億円入れば、彼女に満足な未来を与えられる」と考えた秀勝は、ゲームに参加することを表明した。

秀勝はホストをやっているリュウジに「婚約者の阿由葉と一度だけ寝て欲しい」と頼んだ。彼は元同級生。現在は人気ホストだ。プロに頼むほうが確実だし、後腐れがないだろうと秀勝は考えたのだ。前金30万、成功したら70万という契約だ。

ある日、秀勝と阿由葉はリュウジの家を訪ねる。部屋にはリュウジの他に数人の友達が来てお酒を楽しんでいた。秀勝と阿由葉も一緒にお酒を飲むが、いつしか秀勝は熟睡してしまう。
するとリュウジは阿由葉を「２階にホームシアターがある」と誘った…。

翌日、リュウジから報告を受ける秀勝。阿由葉の太ももにあるハート型のホクロの話を聞かされ、秀勝はリュウジに嫉妬した。そして、阿由葉には憎悪が…。

秀勝と阿由葉はホテルに行くが、他の男に体を許した阿由葉を許せず「結婚は考え直す」と言ってホテルを出てしまったのだ。自分から仕掛けたゲームなのに、秀勝は阿由葉を許すことができないのだ。自分の嘘は棚に上げて…。

しかし、その後にリュウジの友達から「あの日、リュウジと阿由葉はなにもなかった」ことを聞いた秀勝は自分の愚かさに気づき、阿由葉に、自分が今までついていた嘘を謝り、許してもらおうと阿由葉の元へと走った。阿由葉なら、きっとわかってくれると秀勝は思ったのだ。

その頃、阿由葉は一人でリュウジの部屋を訪ねていた。秀勝が、“自分とリュウジが寝た”と思っている理由を、直接、リュウジに聞こうと考えたのだ。リュウジが秀勝に何かを仕掛けたと阿由葉は思っていた。

ところが、恋人のことを一途に思う健気な阿由葉にすっかり心を奪われたリュウジは、秀勝が持ちかけてきた“契約”をすべてバラしてしまったのだ。
「君は秀勝にはもったいない。俺が幸せにするからチャンスをほしい」リュウジは阿由葉を抱きしめた。

すべてを知った阿由葉は「本当はリュウジが好みだった」と、その場で本当に抱かれてしまう…。

阿由葉を探してリュウジの部屋を秀勝が訪ねたのは、阿由葉がリュウジを出た後だった。
リュウジは「阿由葉と寝た」「すべてをバラした」「阿由葉のことは忘れてくれ」と秀勝に迫る。

「話が違う！」秀勝が声をあげると、リュウジは阿由葉に1000万円を渡したという。
阿由葉が言うには、秀勝との手切れ金として秀勝が抱えている借金1000万円を肩代わりしてほしい、と言われ、その金を阿由葉に渡したと言う。

阿由葉が俺の借金のことを知っていた――秀勝は呆然とする。でも、おかしい…。

秀勝はリュウジに言った。
「俺の借金は、たかだか200万円だぞ！」

それ以降、阿由葉は姿を消し、足取りは全くつかめなかった。
彼女が住んでいた高級マンションにはなぜか別の人が住んでいるし、携帯もつながらない。

秀勝の前に氷室が現れた。阿由葉の居所を尋ねる秀勝…。

氷室は秀勝に言った。阿由葉の素性も嘘だったと。
そして阿由葉は、秀勝が本当のことを告白してくれることをずっと待っていた。
秀勝と阿由葉は等身大のままで、十分、等価交換が成立していたのだった。

「1000万円は彼女の心の傷への代償でしょう」氷室は静かにそう言った…。

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